伝統的技法で醸した
山廃純米酒
標高500m、静寂な自然環境の緑深い土佐嶺北の地で、酒をこよなく愛した土佐出身の文人“大町桂月”の名を
頂いた、銘酒『桂月』を醸し出す土佐酒造さんが、伝統的技法で手間暇かけて醸した山廃純米酒です。
山間に広がる美しい棚田で育てた酒造好適米「吟の夢」を58%精米、仕込み水には地元の岩清水を使用して丹念に
仕込まれています。
その昔ながらの造りは酒母に乳酸を添加する「速醸」に対し、乳酸菌の自然増殖を待つ『山廃仕込』は時間と手間
がかかり、その年の気候や温度によって特徴が味わいにも出やすい手法です。
天然の乳酸菌により造り出され、複雑な味わいが絶妙にバランスのとれた、お酒本来の濃醇な味わいを、じっくり
お楽しみ下さい。
【吟の夢】とは
高知県で育てた第一号の酒造好適米で、山田錦を母、ヒノヒカリを父として土佐の気候・風土に合った酒米の研究を
重ね、平成10年(1998年)誕生した。 酒米の王者である山田錦に勝るとも劣らない酒造適性を持つ品種。
■冷暗所にて保管して下さい。
■お勧めの飲み方/少し冷やして、常温、燗酒でも美味しく頂けます。
■原料米/吟の夢(高知県産) 精米歩合/58% アルコール度/15度