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酔鯨酒造・蔵元紹介

「酔鯨酒造」は創業明治5年、坂本龍馬像の建っている月の名所桂浜の近く、高知市長浜地区にある市内で唯一の醸造元です。

酔鯨の酒名は酒をこよなく愛した幕末の15代土佐藩主山内豊信(容堂)公の雅号『鯨海酔侯』に由来しており、商標には山内家の使用許可を得て三葉柏の家紋も使用している程です。

大変なお酒好きで自ら鯨海酔侯と名乗った容堂公は、酒に関する歌を多く残しており、『昨は橋南に飲み、今日は橋北に酔う、酒あり飲むべし 吾、酔うべし』と謳った詩はあまりにも有名です。

由緒ある土佐山内家にゆかりのある酔鯨は、旨い酒を醸す為には決して妥協する事のない厳選した米と水の使用、それを活かす熟練の職人技などその名に恥じない土佐酒を今も造り続けています。


「酔鯨は、こんなお酒」

酔鯨は高知市中心部を流れる清流鏡川の最源流部工石山の湧水を得て米の味が活きる酒造りを行っています。
酒米には形、色合いに優れ粒ぞろいの高品位米を厳選して使用、更に原型精米という余分な成分を均一して取り除く精米方法で全酒造工程を低温で行い、より淡麗で香り豊かな酒となっています。

その上、充実した設備で少量仕込みを貫いており、一流の杜氏や蔵人の技を活かす為に徹底した品質管理の元で製造され、日本酒の86%が純米吟醸酒・純米酒・本醸造酒と高品質です。

製品貯蔵方法も出来上がった日本酒を一升瓶に詰め、(-5℃、0度、15度、20度)と4段階の温度の貯蔵庫で、種類ごと商品酒質にあった品温管理を行なうなど、蔵人が丹精込めて造った酒がベストな状態で貯蔵され出荷を待っています。

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