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土佐酒造・蔵元紹介

名酒 桂月を醸し出す「土佐酒造」は高知県中西部の山間地、標高500mの緑深い土佐嶺北の地で明治10年に創業以来百有余年、豊かな水と澄んだ空気の中で高品質、高品位な土佐酒の醸造に邁進してきた高知県の蔵元では最北端の蔵元さんです。

四国山脈の中央部を流れる吉野川の源、四国の命と言われる早明浦ダム湖畔の静寂な自然環境の中、この地特有の良質の軟水に恵まれ少量生産の手造りで、淡麗にして旨味のある酒造り一筋に頑張っています。

名酒桂月の名の由来となった文人、大町桂月は土佐の生んだ山河跋渉の紀行作家で、酒蔵わきにはその桂月を偲んで造られた資料館「酒蔵桂月館」があり、その建物は大正年間に建てられた土佐独特の水切りの美しい土蔵造りです。

館内には桂月の作品、掛け軸をはじめ青森県十和田湖町にある歌碑、墓所の写真など数々の品が展示されており、カップ酒1個が入館料という酒仙桂月に似合いの粋な洒落として楽しめます。
土佐酒造さんと文人桂月とは一心同体、切っても切れない深い縁があるのです。


「桂月は、こんなお酒」

桂月のお酒は全般的に、淡麗辛口と言われる平均的土佐酒と比べて少し甘口タイプの酒が多く、とても飲みやすく芳醇でまろやかな酔心地が特徴的です。
郷土を離れた愛飲家たちに今も愛され続けているのも、うなずける非常に特徴ある土佐酒と言えるでしょう。

中でもレギュラー酒の「桂月金盃」は口当たりがとても柔らかで、スッキリとしたキレのある旨さで「桂月銀盃」と共に、地元はもちろん県内外の桂月ファンに幅広く支持されている人気商品です。

「蔵出し原酒」は原酒らしく、どしっとした深みを感じながらもスッキリとした口当たりと丸みのある柔らかい刺激で、爽やかな喉越しをお楽しみ頂けます。

又、原酒には壷入りタイプや、冬季限定・数量限定販売の加熱殺菌処理をしていない、生原酒などがあり、商品ラインナップは多彩です。

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